【決断】私が公務員を退職した理由①「年功序列制度と公務員」

新たな人生・行動日記

どーもー!元100㎏肥満児・現役国家公務員のモーリーです!

(はじめましての人もいるかもしれませんので、そのような方は私について以下の記事をご覧いただければと思います🙇)

今回は最近投稿していたダイエットネタではなく、久しぶりに私が国家公務員の退職を決断した話について、綴らせていただきます。

もし、いつもダイエットネタを楽しみにしていたという人もお付き合いいただけますと幸いです。

私は令和3年度で国家公務員を退職することを決断しました。厳密にいうとこのブログを執筆しているのが令和4年1月なので、まだ私は現役国家公務員という立場です。

公務員を退職すると聞くと…

「そんなのもったいない!」
「安定を捨てるなんて何考えているんだ…」
「今すぐ撤回した方が良いよ!!」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かにその人の価値観次第ではもったいないと感じられると思います。

ですが、私の価値観としては安定を捨てる以上に公務員としてこれから定年まで時間を捧げていくというのは、ある意味でもったいないと感じ決断しました。

今回、そんな現役公務員として実際に働いた経験と公務員の現状の制度、将来の世界の流れなどを踏まえて、退職を決断した理由を「シリーズ」として何回かに分けて綴らせていただきたいと思います。

第1回のテーマは「年功序列制度と公務員」です。

公務員は年功序列制度であるということ

年功序列制度の雇用形態というのは、公務員の魅力の1つといって良いかもしれません。

年功序列が効いている公務員では、人事評価(職員の能力判定のようなもの)がとび抜けて低い評価を受けていなかったり、何度も休職歴があるという方ではない限り、年齢を重ねるとゆっくりではありますが、ある程度のグレードまで昇給していきます。

いわば、とび抜けた成果を出さなくても、業務に支障が出ない程度に仕事をしていれば、ある程度昇給できるシステムに現在はなっています。

確かにこの制度は将来の安定が保障されていると見ることができ、ありがたい制度だと感じます。

加えて、公務員はリストラがない分、よりその効果が顕著であると勤めていて感じていました。

この部分の捉え方はその人ぞれぞれの価値観になってくるかと思いますが、私個人的な価値観としては、この制度がネックになり退職を決断した理由の1つとなりました。

年功序列制度の弊害

私が今後の自分の将来を考えていくうえで、このような制度が効いているというのは、「今後労働として時間を捧げていく組織としてどうなのか?」と考えさせられたことです。

そして、私が公務員として働くことで人生のマイナスになると考えたことが主に、

  1. 努力や実績が成果として見えにくく、昇給に反映されにくいこと
  2. 自己投資を怠ってしまう環境だと感じたこと
  3. 将来熱いものをもって働いていく想像がつかなかったこと

が挙げられます。それぞれの理由についてこれから解説させてもらいます。

また、これらの理由は私の価値観に基づいた考え方ですので、参考までにご覧いただければと思います。

理由①努力や成果が昇給に反映されにくい

年功序列制度が効いていると昇給が保証されているものの、見方を変えると昇給は順番待ちという形にも捉えることができます。

昇給は順番待ちということは、仮に優秀な係員が大きな成果や実績を仕事で出したとしても、その上の係長への昇給は多少早くはなるかもしれませんが、特に成果や実績を挙げていない年上職員より先に昇給をするということは極めて難しい形態となっています。

このような形になると組織として、

努力や成果が報われにくい
     ↓
与えられた最低限の仕事をこなす職員が多くなる
     ↓
組織としてもそのような士気になる
     ↓
組織としての向上が難しくなる

という悪循環に陥ってしまうと、私自身実体験を通してや将来を考える中で強く感じました。

これは人生の価値観をどこに置くかという話しになってきますが、私の価値観としては、人生に占める労働の時間は非常に大きく、「自分がどう働くか」というのは人生の豊かさにも直結していくことだと考えています。

なので、その労働の時間を豊かなものにするのであれば、目標に向かって熱くなれるような仕事をして、その成果としてできるだけ稼ぎたいですし、その稼いだお金で一度の人生様々な経験をして、豊かな人生を創っていきたいです。

このように考えていく中で、「公務員を続けていてはその生き方をするこおは難しいのでは?」と考えるようになり、公務員の退職を決断する1つの理由となりました。

理由②自己投資を怠ってしまう環境

こちらの内容は理由①とも繋がった内容となっています。

投資の神様として知られるウォーレン・バフェットは「最高の投資は自己投資である」と語っております。

自己投資をすることは、自分の価値を高め、その高めた価値を社会に提供することで、その対価として報酬を得る。

なので、自己投資をして自分の価値を高めれば高めるほど、その対価の報酬も大きくなっていくので、自己投資は最高の投資だといえるということです。

このことに関しては私も非常に共感をするところです。

ですが、年功序列制度の公務員として働くということは、仮に自己投資として勉強をして資格を取得したり、仕事に生かそうと考えたとしても、その努力や成果、実績が反映されにくい仕組みになっているので、結果的に「これをやっても意味ないか…」というような考えに陥りやすく、自己投資をしにくい環境であるといえます。

実際私もこの点に関しては、仕事をしていく中で強く感じるところでしたし、

前述したような人生を今後送っていきたいと考えたときに、「このまま公務員の環境で時間だけが経つのはもったいないのでは?」と考えるようになり、退職を決断する理由の1つとなりました。

決して、自己投資として勉強したことが公務員の仕事に生きないという訳ではありませんが、他の働き方と比べて、難しい環境であるということは、実際に働いて感じたところです。

理由③熱くなれる仕事か?

理由の3つ目は「熱くなれる仕事か?」ということです。

これもそれまでの2つの理由と繋がる内容ではあります。

決して公務員の仕事が熱くなれない仕事だと言いたいわけではありません。

これは自分の価値観や在りたい姿を考えたときに、仕事に熱くなっている将来の自分を想像することができるかどうかということです。

これまで公務員として働いてきて感じたこととしては、前述してきた内容の他に、「前年踏襲の考え方」「新しい技術などの導入に抵抗感がある体質」ということが挙げられます。

このような考え方や体質でいると自分や組織が成長していくのが、ある意味でマイナスと考える職場の風潮にもなり兼ねません。

実際に組織を成長させていくということは、ある意味で「余計な仕事が増える」という考え方にもなりえます。仕事が増えたところで、自分の収入にはほとんど影響しないと考えてしますと、そのような考え方になってしまっても仕方がないことだと思います。

ですが、この点に関しても私の価値観や在りたい姿を考えたときに、退職の理由の1つとなりました。

これまでの理由なども総合して将来の自分を想像したときに、現時点でやりがいをもって熱く仕事をしている自分を想像することができませんでした。

やりがいをもって熱く仕事をするということは、前述の私の送りたい人生像としては、疎かにすることはできないポイントであると感じています。

仕事というのは、組織の士気一緒に協力する職員の熱量が重要な要素になってくると私は思っています。

なので、将来仕事に熱くなっている自分にするためには、決断と行動をすることで環境を変えて、「在りたい自分」を創っていかなければいけないと感じています。

このように自分を考えた中で、「熱くなれる仕事か?」ということは退職を決断した理由となりました。

今回の投稿の最後に…

今回は私が公務員を退職を決断した理由として、「年功序列制度と公務員」をテーマにブログを綴らせていただきました。

繰り返しにはなりますが、今回の内容は公務員の仕事を否定するものではなく、あくまで私の価値観や在りたい姿を照らし合わせたときに、私自身が考えさせられたことです。

今後、自分なりの人生を悔いなく歩むとためにと考えた中での話しです。

なので、今回の投稿をご覧になった方々が今後の自分の人生を考えるにあたって、1つの参考となれば、私としても非常に嬉しい限りです。

今後もブログで私のこれまでの公務員の経験やこれからの活動について、綴っていきたいと思っていますので、引き続きご覧いただけたら嬉しいです😊

また、残り短くなった公務員人生も悔いなく過ごしていきます!

今回の内容は以上となります。

ご覧いただきありがとうございました✨

また今後ともよろしくお願いします🙇

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