どーもー!現役国家公務員(退職予定)のモーリーです!
今【公務員への転職希望者必見!】転職活動前に考えるべきこと3選」と題して、ブログを綴らせていただきます!
よく民間で働いている友達から「公務員っていいな~」と言われたり、「来年公務員試験を受けようと思っているんだよね~」という話をされることがあります。
確かに公務員というステータスは一般社会からすると一定の社会地位があり、その点では恵まれていると感じます。
また昨今のコロナ禍のような不況があったりしても給料への影響はほとんどありませんし、福利厚生も充実していて、仕事内容も多岐に渡っているなど公務員の魅力はたくさんあります。
※公務員のメリットについては以下の投稿で解説しておりますので、ご覧ください。
しかし、ただ単に公務員という社会的地位や一般論、安定ということだけで公務員に転職するということを考えているのであれば、一度立ち止まって考える時間を作った方が良いと私は感じます。
現在はテクノロジーが進歩して、いろんなアプローチからお金を稼ぐことが出来る時代になってきました。そしてその流れは今後さらに加速していくと私は感じています。(以下の記事でその点を解説しています。)
そのような時代にこれから移っていく中で、思考を止めて一般や感情だけで突き動かされて、時間を投資していくというのは、有限な時間としてもったいない使い方になってしまうと思います。
公務員試験はそのための準備の時間や予備校に通うとなるとお金も掛かってきます。なので、今回の内容を踏まえたうえで、今後の進路について考え、行動してもらうとより後悔の選択が出来るかと思います。
そこで今回、現役公務員である私の視点から3つの点に絞って解説いていきたいと思います。
①純粋に公務員を志した理由は何か考える
「こんなシンプルなことかいw」
と思われるかもしれませんが、この点は根本にして大事になる点であると思います。
恐らく、そう聞かれた時に出てくる内容としては、
「安定しているから」
「リストラがないから」
「社会的に信用があるから」
「定時退庁のイメージだから」
というように、ごく一般的なイメージによってなんとなく今の職場から出たいという理由で公務員を選択していないでしょうか。
私も公務員を志した大学時代はそうでした。上記のような内容でなんとなく公務員を志望して、実際にやりたい仕事内容は二の次という感じでした。
公務員退職を決断した現在の私がその当時を振り返って感じることは、「公務員という社会的なイメージにすがって、将来への思考を停止」していたと感じます。
自分自身のことを思考停止してしまうと人生の主役である「自分自身」のことを考えることができなくなります。
そして、そうなると本来の心の底に持っているやりたいこととは相違する一般論や他人が薦めるいわば「他人の人生」を歩むことに繋がります。
現在転職を考えているということは、多かれ少なかれ自分自身と現職が合わない部分があってのことだと思います。
冒頭にも述べましたが、公務員へ転職するということは、その準備にある程度の時間の投資が必要になる作業になってきます。
なので、公務員への転職の活動をするのであれば、最初は純粋に「なぜ公務員を志したのか?」というところを突き詰めていくべきだと思います。
仮にそこを怠ってしまうと時間を投資して公務員になったとしても、「勤めてみると何かが違う…」と同じことを繰り返すことになりかねません。
そうならないためにも、公務員への転職に本腰を入れる前に、この点についてしっかり今一度考えてみてください。
②本来自分の在りたい姿を考える
これは①の内容と繋がってきますが、「自分がどのような仕事をするのが在りたい姿」なのかを自問自答するのが重要です。
どんな人も仕事をするのであれば、出来れば「自分の好きなこと」や「得意なこと」、「強み・長所」で仕事を出来ればと一度は考えますよね?
しかし、その抽出されたことで実際に仕事をしてマネタイズする方法が分からなかったり、身近にそのような人がいないという理由から思考を止めてしまいます。
その結果、自分の本心や本音に相違した一般論や他者の薦める道に進んでしまうという形になると思います。
確かに自分の好きなことや得意なことのみで所得を得て暮らすというのは、甘い考えにも見えるかもしれませんし、難しいことかもしれません。
特に一昔前の世の中ではそうであったと思います。
しかし、現代ではオンライン社会になりWEBやSNS等を通して自分が必要とする情報を簡単に手に入れられる時代になりました。
そして、その中でいろんな活動をしている先人の経験や知識もその人に会わなくても手に入る世の中になりました。
そのように考えると、自分がどうすれば良いか分からずに考えるのをやめてしまったことも、先人の知恵や情報を得ることができ、その突破口を見つけることが出来る時代になってきています。
そして、その時代の流れは今後も加速していくと思います。
(詳しくはこちらの記事で解説しています。)
少し話が逸れてしまいましたが、要するに自分のアイデンティティを大切に生きることが出来る世の中に変わってきたということです。
なので、これからの時代を生きていく世代としては、「自分の在りたい姿」を追求していくことが重要ではないかと私は考えます。
仕事を選択するうえでも同じです。
これから何十年も働いて人生を歩んでいかなければならないと考えたときに、「自分がどのような仕事をするのが在りたい姿」なのかを自分自身と突き詰めていきましょう。
また突き詰めていくうえでのポイントとして、仮に自分がどんな仕事でも出来る場合に「どの仕事をしたいか?」という全くの制約を抜きにして考えることが大切です。
私もこの点について自問自答をした中で、公務員を退職するという1つの決断をしました。
ただ単に公務員に転職すると考える前に、一度この点も見つめ直してみたら良い答えが見つかったり、より意思が強化されるかもしれません。
③在りたい姿は公務員で達成されるのかを考える
②で述べた「自分の在りたい姿」が抽出されたら、次にその姿が公務員として働いた時に達成されるかをシンプルに考えていきます。
ここでその姿をイメージ出来ないという人は、転職する職業についてもう一度考え直すか、公務員についての見地を広げることが必要です。
公務員といっても扱う仕事の種類は多岐に渡っています。
地方公務員でしたらその地域に関する事柄の全般は携わる可能性がありますし、国家公務員でしたら各官庁で扱っている仕事は異なりますが、様々な分野の仕事があります。
恐らく、公務員の何かしらの仕事には、自分の在りたい姿とマッチするものを見つけことができる可能性は高いです。
なので、自分が在りたい姿を念頭に置いて職業研究をすることで、実際に働いた時の「具体的な公務員像」を想像することが大切です。
そしてその「具体的な公務員像」が出来たら、
- 公務員として「自分の在りたい姿」は達成できるか?
- 公務員として働くより良い道はないか?
という観点で自問自答をして考えていきます。
その結果、もう少し模索する余地があると感じられれば他の可能性を探るのが良いと思いますし、公務員になることで在りたい姿が達成されると確認することが出来たのであれば、その志そのままに突き進んでいって大丈夫だと思います。
このように実際に自分の「在りたい姿」をより具体的なイメージに落とし込むことが、公務員に関わらず転職全般で重要であると感じます。
なので、自分が仮に公務員を志したのであれば、そこで働いているイメージを曖昧にしているのではなく、具体的なものとして自分の中で持っておくことが重要です。
もしちょうど転職などを考えている方がいらっしゃいましたら、今一度、自分が転職したときの具体的なイメージについて考えてみてください。
今回の投稿の最後に…
今回は、「【公務員への転職希望者必見!】転職活動前に考えるべきこと3選」と題して、ブログを綴らせていただきました。
まず今回の内容に関しましては、少し上目線の内容にもとられるかもしれません。
もしそのように感じた方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。
また私も来年度から公務員を退職して新たな道に進むという段階の者なので、正直まだ転職の実績があるわけではないのに、このような内容を投稿するのは恐縮です。
ですが、私が大学から新卒公務員として働くまでの過程で、今回述べたようなことをしてこなかったなと痛感しています。
そして、最近改めて自分自身を今回の内容を含めて見つめ直した中で、公務員を退職という1つの決断をしました。
私自身も最近一連の流れを通していろんなことを学びました。
(詳細につきましては、以下の投稿をご覧ください)
その中で一番学んだこととしては、一生に一度の人生で自分自身についての思考を止めて、一般論や他人からの薦めで自分の人生を選択してしまうのは、非常にもったいないということです。
繰り返しにはなりますが、現在はオンライン社会の浸透により情報や知識が簡単に手に入る時代になり、個人の活動が多様化してきています。
しかし、一方でまだ一昔前の社会的信用や一般論、安定を重んじる風潮は残っています。
その中で自分自身により人生の選択をするためには、思考を止めないで、自分自身と向き合い続けるのが大事だと感じます。
そうすれば自ずと道は拓けてくると思います。
私自身も新しい道に今後も踏み出していく中で、このことはしっかり念頭に置いて決断や行動をしていきたいと思っています。
もし今回ご覧になった方々の中に、今後について悩んでいたり、一歩を踏み出せない方がいらっしゃいましたら、今回の内容が1つの参考になってもらえれば嬉しいです。
今回の内容は以上です!
今後もブログを更新し続けて参りますので、引き続きご覧いただければ嬉しいです。
それでは本日もありがとうございました!
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