【実感】現役国家公務員が考える公務員の最高なメリット7選

新たな人生・行動日記

どーもー!現役国家公務員・モーリーです😄

今回は「現役国家公務員が考える公務員の最高なメリット7選」と題して、投稿を書かせていただきます。

公務員以外の方々からすると、「公務員は一般的に福利厚生が充実して、給料やボーナスが安定し良いイメージだけど、実際はどうなの?」っていう疑問や興味を持つ方もいるでしょう。

また、将来公務員を目指している方々に向けては、より一層公務員へなるためのモチベーションに繋がったり、今後の人生を歩んでいく上での1つの参考にしていただければ嬉しいです✨

では、早速1つ目から発表していきましょう!

①給料やボーナスが経済不況の影響を受けにくいこと

公務員のメリットとして真っ先に思い浮かぶのは、やはり給料やボーナスが安定していることです。

生活していく上では、お金関係の部分は最も重要な要素の1つですよね。公務員の給料やボーナスは一般的なイメージどおり、安定してます。

そもそも公務員の給料はどのように決まっているのでしょうか。

私が従事している国家公務員を例に挙げると、国家公務員法から権限を委ねられている人事院規則の「俸給表」によって給与水準が決められています。また労働基本権制約の代償措置である人事院の「給与勧告」により、国家公務員の給与水準を民間企業従業員の給与水準と均衡させています

ちなみに、実際に先月の人事院勧告では令和4年6月のボーナスが0.15ヶ月分引き下げとなることが決まりました<参考資料>。

このように決まっている公務員の給料やボーナスですが、当の職員としては本当にありがたいことだと感じています。

それはやはりコロナ禍を経験したことが大きいです。景気が不況時においても給料やボーナスがほとんど変わらないというのは、世の中が不況に陥った状況であっても自分自身のライフスタイルを変えることなく、今までどおりに生活を送ることが出来るということですから、これ以上のない最高のメリットであると思います。

続きまして、2つめのメリットに移っていきましょう。

②休暇が取得しやすいこと

これも一般的な公務員のイメージどおりではないでしょうか。所属する官庁や役所、所属する部署、役職にもよりますが、民間企業と比べたとしても比較的に取得しやすい環境であると思います。

私が働いている国家公務員の休暇制度の基本的なものとしては、

  • 年次休暇(年間20日付与)
  • 夏期休暇(7~9月の間に連続して3日取得)

があります。

特に年次休暇は職員がその理由を問わず取得することができ、残った日数に関しては年40日まで繰越すこともできる制度です。

私も年次休暇は毎年15日以上取得しており、取得のしやすさを実感しております✨

総務省の資料でも「年次有給休暇の取得状況」(令和元年度)として発表されており、各々の平均としては…

<出典:>地方公務員における働き方改革に係る状況~令和元年度地方公共団体の勤務条件等に関する調査結果の概要~(総務省)
  • 国家公務員 = 14.9
  • 地方公務員 = 11.7
  • 民間企業  = 10.1日 

となっており、やはり公務員の休暇のしやすさが分かります。

加えて、それらとは別で特別休暇制度も充実しております。主な休暇としては、以下のとおりです。

  • 結婚休暇
  • 産前・産後休暇
  • 育児休暇
  • 介護休暇
  • 忌引き休暇

特に男性の育児休暇取得率は、令和2年度初めて50%を越えたみたいです。<参考記事

このように家庭にも優しい職場であるといえ、休暇の取りやすく最高のメリットの1つといえるでしょう。

③福利厚生が充実していること

これまた公務員のイメージどおりかと思います。

社会保険や各種手当て、ライフイベントに応じた休暇をはじめとする一般的なイメージでの福利厚生の充実はもちろんのこと、職員のプライベートを充実してもらい、職務の生産性の向上を図るために様々な特典があります。

私の例を出すと、

  • スポーツジムの月会費が約2000円割引かれる
  • ホテルや旅館などの宿泊補助が2000円受けられる(年間5泊まで)
  • 映画鑑賞券が割引価格の700円で利用することが出来る(年間6回まで)
  • その他ふらっと利用しようとした施設で割引が受けられることも

などなど、プライベートではかなり重宝しております。退職したらこれらの特典が受けられなくなることは悲しいですが…😭

また私が最も福利厚生で一番恩恵を受けていることが公務員宿舎を利用できていることです。これはその名のとおり国家公務員専用の宿舎なのですが、コスパは最強です。

またまた私の例を出すと、今年度より人事異動による転勤を経験し、現在の宿舎に入居しました。

一人暮らしということもあり、間取りはワンルーム(浴室・トイレ付き)築17年の物件です。似たような条件で私の入居している地域の相場を見てみると、家賃だけで3万円台後半~4万円台になるかと思います。

一方で私の入居費用の内訳を見てみると、

家賃約7000円+駐車場代約3000円+共益費約2000円=合計約12000円

程です。加えて、敷金や礼金は掛かりません。

これは家計の支出の観点から考えると、個人的には最強のメリットだと感じております✨ 

しかし勤務する地方ごとに宿舎の状況は異なっており、中にはかなりの年期が入った物件(昭和50年代建築の物件だったり)もあるようです…。

(給湯器ではなく、昔ながらのバランス釜のところもあるみたいです。私はその物自体知りませんが…🤔)

なので物件ステータスに関しては、勤務地の運要素もありますが、コスパはどこも最強です

④公務員という身分により生活が安定すること

これは①~③のメリットを総合した話にはなりますが、公務員という環境のもとで働いて生活をすることは、何も不自由がない安定した生活を送れるという観点から、素晴らしいメリットだと感じます。

今まで述べたメリット以外にも公務員という身分による社会的な信用もあることから、例えば、持ち家やマイカーを購入際にはローンを組むことが出来ますし、産休や育休もしっかり取得できる環境があり、最近では生活に合わせたフレックスタイムやテレワークも徐々に浸透してきました

またこれは一長一短ですが、民間企業で課されることがある営業のノルマのような目標に追われ気持ちが休まらないという状況も他の職業と比べると少ないかと感じます。その点では、精神的な安定にも繋がってくると思います

このように公務員として働くことは、生活の基盤を整え、ライフプランの計画も立てやすく、プライベートの充実や家庭円満などに繋がりやすい環境であると感じています

⑤人事異動のスパンが短いこと

こちらは一長一短の内容になってしまいますが、人事異動のスパンが短いことは大きなメリットであると考えております。

公務員の仕事はその所属する官庁や役所にもよりますが、許可や認可を目的とした規制系から、イベント開催や事業の組み立てを行う企画系、またその中でも福祉関係や税務関係、建設関係、交通関係、観光関係…etc.と仕事の種類が多岐に渡ります。

そのような中で仕事をしているとどこかのタイミングで自分に合わない仕事や辛い仕事に当たることがあります。

そのような仕事に当たった場合でも、おおよその短い期間であると割り切って仕事に臨むことが出来るということは、ある意味メリットではないかと感じています。

加えて、人間であるからには職場の人間関係での悩みやストレスが出てくることもあるかと思います。

その場合もある意味「これくらいの期間の辛抱」と捉えて、仕事に臨むことが出来るのはメリットとして考えられると思います。
(決して人間関係の悩みやストレスを我慢するという意味ではございません…許容範囲を超えそうな場合は自分が壊れる前に先手で対応しましょう🏃)

これまた私が勤めている官庁の場合は、概ね2~3年で異動します。これを聞くと早いと思われる方もいるかもしれませんが、大体どこの官庁や役所も役職にもよりますが3~5年での人事異動が大半かと思います。

人事異動のスパンが短いと言うことで、新しい仕事を覚えたり、新たな人間関係を築いていかなければならないというデメリット的な側面もありますが、それを考えても新卒から長くて30年以上公務員として働くことを考えるとメリット的側面が大きいと言えます。

⑥共済積立貯金の恩恵を受けられること

共済積立貯金とは、国家又は地方公務員共済組合が金融機関と連携して行っている事業であり、簡単にいうと職員が一般的な普通預金の利率より、高い利率で積立貯金が出来るという制度です

私もこの制度を利用しており、具体的な内容としては毎月の給料やボーナスから希望した金額(給料上限5万円、ボーナス上限10万円)が天引きされて、積み立てられていきます。利率としては令和3年10月時点で0.3%(一般的な普通預金0.001%)とされています。

最近は積み立て投資なども流行っておりますが、「やっぱりお金が減るのが怖い」っていう方もいると思います。一方で「普通預金でお金を寝かすだけではもったいない」と思うこともあると思います。

現状で公務員は副業が禁止になっており、給料以外のプラスの収入は得ることはできず、給料は貴重な財産です。

そのような方には尚更この共済積立貯金はおすすめです

このように資産形成を行って行く上では、共済積立貯金を利用することが出来るのはメリットの1つだと思います。

実際に私の上司の話を聞くと天引きされるので、より貯金効果があり、マイカーの購入時などの大きな買い物をする場合に、積み立てた貯金を使用する方もいるようです。

⑦行政機関が取り組む施策に強くなる(お得情報に敏感に?)

これは行政の職員として施策に強くなるのは、当たり前だろうと思うかもしれません。確かに当たり前のことではありますが、私の実際の経験としては、行政の中で仕事をしていると特に国や地方が行っている施策によるお得情報に関するアンテナがワンランクアップしました

私の例であげれば、新卒から3年間を観光関係の仕事に従事していました。その中で「こんなにお得な制度があるの!?」だったり、「地域で誘客するためにこんなキャンペーンをしていたなんて…!?」というようなことがよくありました。私も旅行を趣味としておりましたので、いろいろためになりましたし、実際にお得をゲットして旅行をしていました✈

これは行政の取り組みの時事ネタにより強くなるといっても良いかもしれません。あくまでも個人的な感想も含まれてしまいますが、公務員として働くうえで得られるメリットの1つだと感じています。

今回のまとめ

以上が現役国家公務員である私が選ぶ公務員のメリット7選です!

まとめると…

  1. 給料やボーナスが経済不況の影響を受けにくいこと
  2. 休暇が取得しやすいこと
  3. 福利厚生が充実していること
  4. 公務員という身分による精神的に安定すること
  5. 人事異動のスパンが短いこと
  6. 共済貯金の恩恵を受けられること
  7. 行政機関が取り組む施策に強くなる(お得情報に敏感に?)

となります!

これ以外にも公務員として働くメリットはたくさんあり、改めて充実した環境であると感じます!

もし今後公務員になることを少しでも考えている方がいましたら、考えるうえでの参考になりましたら嬉しいです👍

今回も記事をご覧いただきありがとうございました😊

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